【№41】昔懐かしい大人向きの小料理屋、『たつ子』

新橋はサラリーマンの街、接待族の街だけあって小料理屋が多い。
ただ、最近は、続々オープンする新しいスタイルのお店の勢力に押されて数が減ってきているとも聞く。
接待の商慣習が減り、懐の寂しいサラリーマンが増えた結果、高級なイメージのある小料理屋は敬遠され出したのだろうか。
それはさておき、新橋には古くに創業し今なお健在の小料理屋も数多くある。
そんな中の一軒に、『たつ子』がある。
創業は昭和38年というから、かれこれ50年近くも新橋でやっていることになる。
お店の名前は先代の奥さんの名前からとったのだとか。
席はL字型のカウンター席と奥の座敷がある。

料理は調理担当の店主お任せだが、「お座敷コース」(小皿7品、5,250円)、「お手軽コース」(小皿5品、3,150円)という二つのコースがあり、希望のコースを最初に店主に伝えるシステムだ。
これにお酒代が別途かかる。
お酒は、ビール、日本酒、焼酎、ウィスキー、など。
お手軽コースを注文し、ビール2本と他のお酒を軽く飲んで4,000~6,000円といったところか。
高いほうのお座敷コースを注文し、お酒をそこそこ飲めばさらに高くなる。
この料金を高く感じるかどうかは、小料理屋をその人がどうとらえるかによるだろう。

たつ子には、古くから通っている年輩の常連さんも多いようだ。
中には会社のお偉いさんたちもいるらしい。
きっと、そういう人たちにとっては居心地のいいお店なのだろう。
お店の入口や店内のつくりは高級感とは程遠い感じだが、口数少なく真剣に料理を調理し、お客さんの様子を見ながら頃合いを見計らって一品一品を出す店主の姿を見ていると、小料理屋ならではの高級感を感じる。
ここには大人の世界が広がっている。
懐があったかい時に、たまにはこういうお店でしぶく飲んでみてはどうだろうか。
お客さんが少ない時は、店主や女将が話相手になってくれるはずだ。

<お店データ>

東京都港区新橋2-8-14 山田ビル1F
TEL:03-3591-2031
定休日:土、日、祝日

食べログ

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by yoron-shinbashi | 2011-04-12 20:08 | 座り飲みの店  

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