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新橋通への近道は新橋常連と親しくなること

今でこそ新橋通と言われるようになった私ですが、そんな私でも新橋飲み人デビューの頃はまったくの初心者でした。
ただ、初めて新橋で飲んだ時に自分に合いそうな街だと直感的に思ったので、新橋のいろんなお店を開拓し、行き着けのお店を持ちたいと思いました。

そんな時に大いに役立ったのが新橋常連の飲み人たちとの出会いでした。
運のいいことに出会った人の多くがいい人だったので、その人たちからいろんなお店を紹介してもらえたり、中にはわざわざ案内してくれ、お店の人に私を紹介してくれた親切な人もいました。
そういった人たちのおかげで今日の私があるわけです。

ズバリ言いますが、新橋通への近道は新橋常連と親しくなることです。
新橋には、私のようにたくさんのお店を飲み歩いてたくさんの行き着けのお店を持っている人から、特定のお店あるいは数軒のお店でディープに飲んでそのお店の常連になっている人、あるいは個々のお店の常連ではないがいろんなお店を飲み歩いている人まで、いろんなタイプの新橋常連がいます。

私は初めて会った見知らぬ人であっても、その人との会話でその人と意気投合した時などは、そのお店の後その人を連れていろんなお店を徘徊することがしばしばあります。
ある意味新橋の案内人といったところでしょうか。
もちろん無料奉仕です。
新橋を知らない人にとってはこれがなかなか好評で、私の案内をきっかけに新橋にはまった人はたくさんいます。

一つ注意点としては、新橋常連は仕事帰りなどにプライベートで飲みに来ている人も多く、あくまでも自分自身が楽しむことを基本にしているので、多少親しくなったからといって過度な要求をしたり、甘えたりしてはいけません。
例えば私もよく経験するのですが、何度か新橋の案内をして差し上げた人から、その後何度も新橋の案内をお願いされるとさすがにウンザリすることがあります。
新橋常連が自分の行き着けのお店を紹介したり案内したりするのは、あくまでも好意なのでありボランティアなのです。

新橋という街は奥が深く、飲み人にとっては本当に面白く飽きない街です。
私はこれまで都内のあちこちの飲み屋街を飲み歩きましたが、一番好きな街が新橋です。
そんな新橋はおそらく多くの飲み人を魅了してやまないでしょう。
もし、皆さんが新橋の魅力を知り、新橋通になってみたいと思ったら、いろんなお店で出会うであろう新橋常連と親しくなることをお勧めしたいですね。

by yoron-shinbashi | 2011-05-01 10:06 | 新橋の飲み人  

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