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お酒の基本は、“美味しく、楽しく”

今でも時々お酒を飲み過ぎていろんな失態をしでかしていますので偉そうなことは言えませんが(笑)、ただ、お酒を飲む上では、“お酒は、美味しく、楽しく飲むことが基本である”ということだけは言っておきたいですね。

お酒は飲んでも飲まれるな」とよくいわれます。
要するに、お酒を飲む時は自分でお酒を飲んでいるという意識を保っていることが大事で、自分が何をやっているかもわからない、前後不覚に陥るような飲み方をしてはいけないということです。
そうならないためには、お酒を飲む経験を積む中で自分にとっての限界を知っておくことが大事です。
よくお酒の上の失敗をする人ほど自分の限界を強く意識したほうがいいでしょう。

のんべとかのんだくれという言葉はわりと愛すべき人を対象に使われることが多いのですが、これは、失敗をしても決定的な失敗をしない範囲で使われると思っておいたほうがいいと思います。
決定的な失敗をすると取り返しがつきません、現実の社会では。
私の周囲でも、取り返しのつかない失敗をしてしまい寂しい人生を送っている人たちがいます。
後悔先に立たずで、こうなってしまっては「お酒など飲まなければよかった」と後悔の念が残るばかりです。

私のお酒人生は20代から始まり、量的によく飲み、よく泥酔状態に陥ったのは30代がピークです。
40代からは比較的自制することが多くなりました。
やっと、お酒の基本である“美味しく、楽しく”を心掛け出したということでしょうか。
かつては、他人から「お酒が強いですね」と言われると調子にのって飲みまくり泥酔していましたが、今はそう言われてもマイペースでたんたんと飲むようにしています。

「アイツはのんべ(のんだくれ)だ」と愛される存在として噂されているうちは人間関係も良好な関係を維持できますが、他人に迷惑をかけるような飲み方が多くなると相手から見放され、人間関係も壊れることが多くなってきます。
新橋のいいところは、お酒に飲まれない大人飲みをする飲み人たちが多いことです。
新橋の飲み人は、「お酒は、美味しく、楽しく飲みたい」と考えている人が多いんでしょうね。
だからこそ、新橋飲みにはまる人が多いんだと思います。
まぁ、そんなことで、お互いにお酒を飲む時は、“美味しく、楽しく”を意識しながら飲みたいですね。

by yoron-shinbashi | 2011-06-06 09:20 | 新橋酒場流儀  

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