創業嘉永3年(1850年)の老舗酒店が営む角打ち、四谷『鈴傳』
お店の名は、『鈴傳』(すずでん)。
酒屋が空きスペースを使って簡単に飲ませてくれるところを“角打ち”と呼んでいる。
角打ちについては、由来等の詳細について解説しているこのようなサイトもあるので参考にしてほしい。
有名店でありかつ店内が狭いのでいつも混み合っている。
かつては、虎ノ門にもお店があったが、建物の老朽化で取り壊されてなくなり現在は四谷本店のみだ。
店内はカウンター席とテーブル席がある。
角打ちなので料理はちょっとしたものしかないが、それでも酒飲みには十分だろう。
ただ地酒の専門店なのでお酒だけは通が好みそうなラインナップだ。
老舗にふさわしく、給仕するのはかなりご高齢とおぼしきおばさん(おばあさん?)方。
この光景が鈴傳の名物にもなっている。
メディアなどで有名になり過ぎたせいか、もともとの角打ちファンばかりでなく一見さんも多いようで、どうみてもお酒のことを知らなそうなお客さんも見受ける。
ある意味それほど角打ちといえば鈴傳というぐらい有名なお店なのだ。
角打ちというものを体験してみたいと思った初心者は、まずここを選んでみるといいだろう。
<お店データ>
東京都新宿区四谷1-10 鈴伝ビル
TEL:03-3351-1777
定休日:土、日、祝日
食べログ
by yoron-shinbashi | 2011-08-13 11:21 | 新橋以外(立ち飲み)