カテゴリ:新橋酒場流儀( 7 )

 

“コミュニケーション飲み”という新橋飲みスタイル

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新橋の飲み方で、もっとも楽しい飲みスタイルが“コミュニケーシ​ョン飲み”。
私がもっともお勧めしたい飲み方です。

これまでいろんな人たちに勧めてき​た飲み方ですが、どっかのお店に入って適当に飲むとか、ただ美味​しい料理や酒を飲んで満足するとかではなく、お店の人と親しくな​ったり、そのお店の常連さんと親しくなったり、あるいはその日そ​の場で出会った人とでも会話を交わしたりとか、そういう感じで誰​かとコミュニケーションをとりながら飲む飲み方です。

既にこのスタイルで飲ま​れている方もいるかもしれませんが、このコミュニケーション飲みはこ​の飲み方を体験したことのない人に教えるとかなり喜ばれます。
行き着けのお店を持っている人にはわかってもらえると思います。

私が新橋飲みを伝授した人たちの中には、コミュニケーション飲み​にすっかりはまって自分の仲間にも伝授している人がたくさんいま​す。
飲んでいる時は皆んな楽しい雰囲気を求めているので、お互い打ち​解け易いし、一緒に盛り上がりやすいんですよね。
それに、会話していく中で何らかの共通点を発見できたりすると、​それがまたその場をさらに盛り上げてくれます。

“コミュニケーション飲み”の経験を積んでいけば、一人で気軽に​飲み歩くこともできるようになります。
「飲みたい気分だなー」と思った時にふらっとお店へ行けば、そこ​には既にコミュニケーションをとったことのある誰かがいたりする​わけですからね。

よくいろんな人から、「ヨロンさんは、初めてのお店でも​お店の人や他のお客さんと気軽にスムーズに会話ができますよね」​と不思議がられますが、これも新橋で鍛えたコミュニケーション飲​みのおかげなんです(笑)。
新橋飲みの魅力って実はここにあるような気がしています。
なんたって、安くて美味しくて、それでいて気さくな店主や飲み人が多い街​ですからね。
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by yoron-shinbashi | 2012-01-22 10:55 | 新橋酒場流儀  

お酒の基本は、“美味しく、楽しく”

今でも時々お酒を飲み過ぎていろんな失態をしでかしていますので偉そうなことは言えませんが(笑)、ただ、お酒を飲む上では、“お酒は、美味しく、楽しく飲むことが基本である”ということだけは言っておきたいですね。

お酒は飲んでも飲まれるな」とよくいわれます。
要するに、お酒を飲む時は自分でお酒を飲んでいるという意識を保っていることが大事で、自分が何をやっているかもわからない、前後不覚に陥るような飲み方をしてはいけないということです。
そうならないためには、お酒を飲む経験を積む中で自分にとっての限界を知っておくことが大事です。
よくお酒の上の失敗をする人ほど自分の限界を強く意識したほうがいいでしょう。

のんべとかのんだくれという言葉はわりと愛すべき人を対象に使われることが多いのですが、これは、失敗をしても決定的な失敗をしない範囲で使われると思っておいたほうがいいと思います。
決定的な失敗をすると取り返しがつきません、現実の社会では。
私の周囲でも、取り返しのつかない失敗をしてしまい寂しい人生を送っている人たちがいます。
後悔先に立たずで、こうなってしまっては「お酒など飲まなければよかった」と後悔の念が残るばかりです。

私のお酒人生は20代から始まり、量的によく飲み、よく泥酔状態に陥ったのは30代がピークです。
40代からは比較的自制することが多くなりました。
やっと、お酒の基本である“美味しく、楽しく”を心掛け出したということでしょうか。
かつては、他人から「お酒が強いですね」と言われると調子にのって飲みまくり泥酔していましたが、今はそう言われてもマイペースでたんたんと飲むようにしています。

「アイツはのんべ(のんだくれ)だ」と愛される存在として噂されているうちは人間関係も良好な関係を維持できますが、他人に迷惑をかけるような飲み方が多くなると相手から見放され、人間関係も壊れることが多くなってきます。
新橋のいいところは、お酒に飲まれない大人飲みをする飲み人たちが多いことです。
新橋の飲み人は、「お酒は、美味しく、楽しく飲みたい」と考えている人が多いんでしょうね。
だからこそ、新橋飲みにはまる人が多いんだと思います。
まぁ、そんなことで、お互いにお酒を飲む時は、“美味しく、楽しく”を意識しながら飲みたいですね。
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by yoron-shinbashi | 2011-06-06 09:20 | 新橋酒場流儀  

お店に100%の満足度を求むべからず

これまでたくさんの友人・知人を新橋の行き着けのお店に案内してきた中で、「あのお店はお店の人が気に入らないから嫌い」とか、「あの料理はあまり美味しくないね」とか、「まずまずのお店だけど全体的にはいまいちだね」とか、「料理、サービスの割には高いね」など、低い評価のコメントをもらったことが何度もあります。
安くて美味しいと人気のお店に連れていった人の中にも、低い評価のコメントをした人がいました。

そういう低い評価のコメントに関しては、私自身、「なるほどなぁ」と思う点もあるんです。
例えば、常連さんには愛想よく対応するのに一見さんにはそっけない態度をとるお店であれば、常連さんには居心地良くても一見さんは居心地悪いでしょうし、いろんなお酒を飲みたい人にとってお酒の品揃えの少ないお店は評価が低いでしょうし、あまり飲み代を捻出できない人にとっては高いお店はいいお店ではないでしょう。

私だってこのブログに載せているお店はお勧めのお店として紹介していますが、それぞれのお店に対して100%満足しているわけではありません。
お店に対して「この点はいまいちだなぁ」と常日頃から感じている点はそれぞれのお店ごとにあるんです。
ただ、いろんなお店をたくさん飲み歩いてきた経験から、「お店に対して100%の満足度を求めてはいけない。100%の満足度を求めてしまうと100%楽しむことができないから」という思いに至りました。

私がいろんなお店を徘徊するうようになったのは、「このお店で満足できなかった部分はあのお店で補おう」というふうに考えれば自分の満足度をより高められるということに気付いたからです。
お店ごとにすべてカラーが違うので、その違いを楽しむ術を身につけることができれば飲み歩きが一層楽しくなるというわけです。

お店側はお店側でお客さんの要望や対応をみながら改善の努力をしているのでしょうが、それにも限界はあります。
お客さんのほうが圧倒的に数は多いし、いろんなタイプ、嗜好のお客さんがいるのですべてのお客さんを100%満足させるのは無理でしょう。
そういう意味では、いろんな制約がある中で、お店なりにできる範囲でできるだけのことはやっているんだろうと想像します。

だから、お酒の場を楽しむための心得としては、『お店に100%の満足度を求むべからず』ということをお勧めしたいですね。
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by yoron-shinbashi | 2011-05-08 08:23 | 新橋酒場流儀  

新橋は出会いと物語の街

新橋はビジネス街ですが、その真骨頂は実は夜の世界にあります。
私なりに夜の新橋を表すとしたら、“出会いと物語の街”といったところでしょうか。

以前の記事で、私は他のどんな飲み屋街よりも新橋が好きということを書きました。
その理由は、私にとってはどんな飲み屋街よりも多くのいろんな出会いと物語があるからです。
他の街を圧倒する飲み屋の多さ、個性的なお店の多さ、庶民的な大人の飲み人の多さ、それゆえ、多くの出会いと物語を経験できるのです。

若者の多い街はそれは賑やかに違いないでしょう。
でも何となく落ち着きません。
高級感あふれる街はリッチな気分になれるでしょう。
でも庶民は気軽に足を運べません。
下町は人情にあふれているでしょう。
でも常連さんばかりではなかなか輪に入れません。

そこへいくと、新橋は、学生さん世代の若い人は少ないので落ち着いた大人の雰囲気があり、安くて美味しいお店がたくさんあるので気軽に足を運ぶことができて居心地もよく、新橋住人ではない飲み人がほとんどなので「袖すり合うも他生の縁」というノリで隣の飲み人とすぐ仲良くなれる気楽さがあります。

私は一人で飲みに行った際、隣で飲んでいる人と気が合うと勢いでその人を連れて飲み回ることがよくあります。
もちろん、相手はその日初めて会った人です。
お互い素性はよく知らないのに、お酒の持つ不思議な力でその瞬間縁ができてしまうわけです。
地方から仕事で出張してきて、とにかく新橋という有名な飲み屋街で飲みたかったという理由で飛び込みでお店に入ってきた人と仲良くなって盛り上がったこともあります。
新橋のお店をよく知らずどこへ入ろうとかウロウロしている人と偶然出会い、私がいろんなお店を案内して回ったこともあります。

新橋では、新橋常連の飲み人たちが飲みイベントをよくやります。
お店主催のイベントもたくさんあります。
そこにたくさんの人が集まってくると新しい出会いもたくさんあります。
そして、新しい出会いをきっかけにお互いの付き合いを深めていくと自然に物語ができていきます。
お互いに相手の人間性をより深く知るようになったり、お互いが何かをやるために協力し合ったり、男女の関係が始まったり、、、他人の人生を垣間見、他人の人生に深く関わる、まさに人生の物語です。

私はこれまでたくさんの人に夜の新橋を紹介してきました。
紹介というとかっこよく聞こえますが、実態は一緒に飲んだくれたということですがね(笑)。
多くの人から、「新橋は面白い街だ!」、「こんなに楽しい街は他にない!」といったような賛辞をもらいました。
多少は紹介者である私へのお世辞も含まれていたのかもしれませんが、でも、一緒に飲み歩いた人のうちの何人もの人がその後も新橋に飲みに来ている事実を知るにつけ、やっぱり新橋は多くの飲み人に受け入れられる街なんだなぁと改めて思うわけです。

最近飲んでても楽しくないなぁと感じているあなた、いつも飲んでる街ではなくたまには他の街で飲んでみたいなぁと思っているあなた、最近飲みを通しての出会いと物語を経験する機会が少ないと嘆いているあなた、一度、新橋という街で飲んでみませんか?
ただし、新橋という街で新橋らしさを感じたいと思わなければ、何も感じないまま飲むことになってしまうことになるでしょうから、せっかく新橋まで足を運ぶのであればぜひ新橋を体全体で感じてほしいですね。
たくさんの個性的なお店、路地裏があなたを待っています。
自分に合うお店が見つかればもう最高ですね!

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by yoron-shinbashi | 2011-05-05 10:00 | 新橋酒場流儀  

新橋徘徊の楽しさはこれだ!

私の新橋徘徊歴はかれこれ6、7年ほどになります。
それ以前の飲み方は、主に会社の同僚たちと仕事帰りに大衆居酒屋チェーン店などに入って仕事話などで盛り上がるというスタイルでした。
それが変わったきっかけは、新橋にある会社に転職したことでした。
転職当時、新橋で活動していたある飲みサークルの存在を知り、仕事帰りに思い切ってそのサークルが主催した飲みイベントに参加してみました。

そのイベントにはいろんな会社の人、いろんな年齢層の人がたくさん参加し、さながら異業種交流会のようでした。
私自身、異業種交流会を主催していたこともあってすぐこのサークルが好きになり、以来積極的にイベントに参加するようになりました。
飲み二ケーションをテーマにしたこのサークルは、新橋のいろんなお店を会場にして飲みイベントを開催したので、参加するうちにたくさんのお店を知るようになり、同時にお店の人やこの活動に参加する他の会社の人たちとも親しくなりました。

そのうち、もっともっとたくさんのお店を知りたくなり、今度は一人でいろんなお店を飲み歩くようになりました。
最初のうちはイベントで行ったお店を中心に回っていましたが、次第に新規開拓にも挑戦したくなり、飛び込みでいろんなお店へ行くようになりました。
また、初めのうちは徘徊するお店も2、3軒だったのが、あまりにも面白いので次第に4、5軒になり、それこそもっとも多い時では1日で10軒近くを徘徊したこともあります。
週末は安心感もあって終電がなくなるまで飲み、タクシーで帰宅したり、朝まで飲んで始発で帰ることもしばしばありました。
今でこそ自粛気味になりましたが(笑)。

こういった経験を経て新橋徘徊の楽しさを知ったわけですが、これは私だけが感じたことではないみたいで、これまで同じ体験をした人の多くが感じているようです。
そこで、新橋徘徊の楽しさを以下にまとめてみます。

 1.それまで知らなかったお店に出会える。

 2.たくさんの新しい飲み仲間ができる。

 3.いろんなお酒、料理、雰囲気を体験できる。

 4.お店の常連になると顔が利くようになる。

 5.いろんなお店を知っているとその日の気分でお店を選べる。

 6.お店が主催する常連を集めたイベントに参加できる。

 7.新橋を知らない人に新橋のお店を紹介すると自分の株が上がる。

 8.飲み仲間たちからいろんな情報を得られる。

 9.異業種交流ができ場合によってはビジネスチャンスがある。

10.異性との出会いもある。


さー、貴方も明日から早速新橋徘徊にチャレンジし、この楽しさを実感してみましょう!
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by yoron-shinbashi | 2011-04-25 07:26 | 新橋酒場流儀  

お店と対等に付き合おう、それがお酒を楽しむコツ

これまで多くの新橋飲み人たちを間近で観察してきましたが、残念ながら、いまだに、夜の飲食店をたんなる飲み屋と見て見下している人がたくさんいます。
サラリーマン族の飲み人が集まる最大の飲み屋街だからそういう飲み人もいるのでしょうし、これは新橋にかぎらないのでしょうが。
見下すというのは、具体的に言うと、例えば、酔っ払っていることをいいことに、お店の人たちにぞんざいな言葉を使ったり、暴言を吐くような態度をとる、といったようなことです。

お店の人たちは、それが仕事なので仕事中は一生懸命、真面目に仕事をしています。
お客さんはそのサービスを受ける側です。
お酒の絡まない付き合いにおいては、ふつうの人はお互いにふつうの対応をします。
それがなぜか、お酒が絡むとお客という立場が一段高いものに思えてしまうのか、ふつうではありえないような態度をとることもしばしばあります。
お酒に飲まれてしまうことがあるのは十分理解できますが、それでも、ある程度の節制は必要でしょうし、できることならお酒に飲まれない飲み方が理想でしょう。

そこで、私自身の経験からお店を丸ごと楽しむコツをご紹介します。
それは極めて簡単なことです。
一言でいえば、「お店と対等に付き合う」ことです。
要するに、酔っていない状態の時の付き合いのようにふつうに付き合えばいいのです。
例えば、お店に入ったらお店の人と挨拶を交わす、「こんにちは」でも「どうも」でも「お久しぶりです」でも、とりあえず何か言葉を掛けます。
初めて訪問したお店や大きなお店だとお店の人と言葉を交わす機会は少ないかもしれませんが、ふつうの言葉で言われ、ふつうに接してくれるお客さんに対してはお店側は決して悪い印象は持たないでしょう。
そして、もし自分に合うお気に入りのお店が見つかったならば、お店に通いながらお店の人やそのお店の常連さんたちと親しくやりとりする機会を増やしていけばいいと思います。
お店の人が他のお客さんへの対応で忙しい時は、自分の注文や話し掛けるタイミングは頃合いを見計らう、時には、自分が飲み終わったお酒のコップや食べ終わった料理の皿を下げるのを手伝う、といったことをすれば、お店の人にはいい印象が残り、その後サービスや対応が良くなったりして、ますます居心地が良くなるのは間違いありません。

実は、ちょっとした気遣いやさりげない対応というのは、仕事や日常生活では多くの人がやっているはずなのですが、お酒の場だとお酒で通常の思考が働きにくいため気が回らないことが多くなりやすいんですよね。
だからこそ、お酒の場でもさらっとそういうことができる人はいい意味で目立つし、仕事で忙しいお店の人には嬉しいのです。
一見寡黙そうでとっつきにくそうに見えるお店の人でも、ちょっとした会話がきっかけとなって盛り上がり、実は寡黙でもなんでもなくて陽気で話好きな人だったということがよくありました。
結局、お店をたんに飲み食いする場所としてではなく、飲み食いを通しながら文化、人間関係などを楽しむ場ととらえれば、より一層お酒を飲むことが楽しくなるでしょう。
そのためには、お店と対等に付き合う姿勢が大事なのかなぁと思うわけです。
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by yoron-shinbashi | 2011-04-22 09:20 | 新橋酒場流儀  

「いいお店」は人それぞれ違うと知るべし

私はこれまで、おそらく何百人もの人に新橋のいろんなお店を紹介してきました。
これは、私が好きな新橋という街、特に新橋の飲食店を多くの人に知ってもらうことで新橋全体を盛り上げ、かつその過程を自分自身も楽しもうという考えに基づいてやっているボランティア活動です。
連れていった人が喜び、お店側も喜び、そして自分も楽しい、それらの相乗効果で新橋が活性化する、遊びでありながらヤリガイがあります。

ところで、いろんな人たちにたくさんのお店を紹介していく中で、人それぞれに自分に合うお店、合わないお店があることがわかりました。
これは他人だけではなく自分自身でも同じです。
要するに、「いいお店」という評価はすべての人に共通のわけではない、ということです。
よく考えてみれば当たり前のことなのでしょうけれど。
また、「いいお店」と複数の人が言ったにしても、それぞれが評価している“いい”のポイントが違うこともあります。
安くて美味しいのがいい、お酒がいい、料理がいい、お店の人がいい、雰囲気がいい、客層がいい、、、いろんな見方があります。

一つのお店はいろんな人たちによって構成されています。
お店の人、お客さん、お客さんでも常連から一見客まで、また一人客から団体客まで。
こういった人たちと自分の関わり方によっても、自分にとって「いいお店」であるかどうか決まります。
例えば、一見客がなじみにくいお店(常連たちが内輪ノリだけで盛り上がっているお店、お店の人が常連ばかり相手にしているお店等)に入ってしまった初めてのお客にとってはそのお店はいいお店ではないかもしれません。
あるいは、女性客が静かに楽しく飲もうと思って入ったお店なのに、酔っ払いの男性客が多く、しかもその男性客がよく絡んでくるようなお店であれば女性客にとっては居心地の悪いお店になってしまうかもしれません。

仕事のストレスを発散するために仕事帰りに同僚たちとワイワイ騒いで盛り上がりたい人にとっては、そういう飲み方を許してくれるお店はいいお店かもしれませんが、同じお店でも、逆に静かな環境の中で飲みたい人にとっては、うるさい団体客を入れたり、うるさい状況を注意しないお店はいいお店にはならないかもしれません。
どちらのスタンスで飲むかによっても「いいお店」の評価が分かれるわけです。

お店側はお店側で、自分たちにとっての「いいお店」をつくってそれを維持しようとしています。
誰でも自由に入店させることでオープンなお店=いいお店というイメージをつくろうとしているところもあるし、泥酔したお客や迷惑なお客を拒否することで安心・安全なお店=いいお店というイメージをつくろうとしているところもあるし、自分のお店に合う客層だけを入れることで一定の質が保たれているお店=いいお店というイメージをつくろうとしているところもあります。
このお店側のスタンスに接した時に、それをお客側がどう受け止めるかでも「いいお店」の評価は違ってきます。

もちろん、飲食業の基本の部分である、料理やお酒の内容・質、値段、お店の人たちの接客態度等で「いいお店」かどうかを判断する人は多いでしょう。
このあたりは多くの人に共通点を見い出せるかもしれません。
ただ、プラスアルファの部分ではどうしても、お店全体の総合評価において個人差が出てきます。
Aさんにとっては100点満点のお店でも、Bさんにとっては「たしかに美味しく雰囲気もいいけど、このあたりがいまいち」ということで60点という評価になってしまうことだってあるのです。

私は新橋の飲食界を盛り上げる意図で当ブログにおいてたくさんのお店を紹介しておりますが、皆さんがもしこのブログを参考にされて「よし、このお店へ行ってみよう」と思い立ち実際に行かれた際には、ぜひご自身の目で見て口で味わって、全体を体験した上で自分にとって「いいお店」かどうかを判断していただければと思います。
ここで紹介しているお店は、あくまでもヨロンという一個人の視点で紹介しているにすぎないので、その点を読み取っていただければ幸いです。
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by yoron-shinbashi | 2011-04-15 14:14 | 新橋酒場流儀