狭くとも人情と楽しさあり、おでんの立ち飲み、王子『平澤かまぼこ』
お店の名は、『平澤かまぼこ』。
かまぼこと付いているが、ここはおでんを食べながら飲める立ち飲み屋さんだ。
朝10時から営業しているので朝から飲める。
かまぼこ店としての創業は昭和37年(1962年)で、立ち飲みを始めたのは平成11年(1999年)からのようだ。
お店の店頭には大きなおでん鍋があっていろんな種類の具がぐつぐつと煮込まれている。
店内は狭いカウンターがあり、奥にはちょっと座れる場所もある。
日中は愛想のいい名物女将のおばちゃんがお店に立っているようだが、夕方になると息子さんとアルバイトが中心になってお店を切り盛りしているようだ。
おでんのネタは1つ100~200円前後のものが多い。
おでんを注文する人は多いが、メニューは他のものもあり、マグロ刺しや馬刺しなんてものもある。
お酒は、ビール、サワー類、日本酒など。
ビールはキリン、アサヒ、サッポロ、エビスなどの銘柄が選べ、日本酒は「丸真正宗」が飲める。
丸真正宗は、東京都内に唯一残る酒蔵『小山酒造』(北区)がつくっているお酒でなかなか旨い。
人気店なのに店内が狭いので、満員になるとかなり窮屈になるまで詰め合って飲むことになる。
10人を超えたら満員電車状態だ。
それでもお互い譲り合いの精神で、時には言葉を交わし合って盛り上がる。
これがこのお店ならではの雰囲気であり、いいところだろう。
常連さんも多いと聞く。
駅からすぐの場所にあるので興味のある人は足を運んでみてはどうだろうか。
お腹が空いている人向けには、おでん定食なんてのもある。
<お店データ>
東京都北区岸町1-1-10
TEL:03-5924-3773
定休日:祝日
食べログ
by yoron-shinbashi | 2011-09-07 10:12 | 新橋以外(立ち飲み)