牛乳割りとモツ焼きが心を和ませる、西巣鴨『高木』
お店の名は、『高木』。
大通りをはさんで向かい側いには、「淑徳巣鴨高校」という地元の高校の校舎がある。
創業は大正11年(1922年)。
聞くところによれば、最初は先代の屋台ひきに始まり、昭和4年(1929年)に現在の地にお店を構えたのだとか。
お店は店主と若いアルバイトスタッフが切り盛りしている。
店内にはコの字型カウンターとテーブル席がある。
このお店の名物に“牛乳割り”がある。
焼酎に牛乳を入れるだけの簡単なものなのだが、もう何十年もこのメニューを出しており、老舗大衆酒場ならではの風味を感じる。
他にもレモンサワーなどもレトロを感じる。
しっかり味のしみ込んだモツ焼きをほおばりながら飲むと心が和む。
昭和を生きた飲み人には懐かしさがこみ上げてくるかもしれない。
またここは豚煮込みも名物だ。
カウンターやテーブルに置かれた器に入っているタマネギのみじん切りは、煮込みのトッピングとして自由に使っていい。
煮込みは、通常の量のものとその量の半分の量のものの2種類がメニューにある。
トロっとした味でなかなか旨い。
名物牛乳割りなるものを飲んでみたい!、と興味をそそられた人は一度足を運んでみてはどうだろうか。
<お店データ>
東京都北区滝野川7-47-1
TEL:03-3916-1750
定休日:日、祝日
食べログ
by yoron-shinbashi | 2011-09-15 09:34 | 新橋以外(座り飲み)